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住まいのザオウのブログです。日々の出来事などなど!
by sumainozaou
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カテゴリ:耳よりなお話
  • 巡礼へのお導き
    [ 2010-03-02 09:22 ]
  • お数珠の扱い方
    [ 2010-02-04 15:31 ]
  • 一年の計
    [ 2010-01-09 17:37 ]
  • 数え歳
    [ 2009-12-04 16:18 ]
  • 「智慧の灯り」
    [ 2009-11-06 08:53 ]
  • 戒律を守る
    [ 2009-10-03 17:54 ]
  • 『般若心経』を唱えてみよう
    [ 2009-09-02 09:26 ]
  • 子安薬師の御霊験
    [ 2009-08-05 13:15 ]
  • 水を供える
    [ 2009-07-03 17:40 ]
  • 御飯を供える
    [ 2009-06-03 17:16 ]
巡礼へのお導き
毎月、ユーザーの皆様・地域の皆様にお送りしています「暮らしのほっと瓦版」よりお届けします

私はこの10年間、多くの方々とご一緒させていただいて毎年1周のペースで四国八十八ヶ所霊場をお参りしています。四国霊場の全工程は約1400キロに及ぶ膨大なものですが、昨今は道路が整備されて自動車でのお参りも容易になりました。それでも歩きに拘って1ヶ月以上を費やして歩き通す方も多くおられます。
よく「お金と暇があれば旅行に行ける」と言いますが、巡拝はこれに加えて仏さまとの御縁が必要だと感じます。何の支障もなく全ての礼所を巡るのは、そう思えるくらい難儀なことです。私が「行きたい」と強く想い、初めて四国遍路にお参りさせて頂いたのは中学2年生の時でした。今から想えば無謀な旅の始まりでしたがこれが機縁でした。
皆さんも「行ってみたい」と思い立つことがあれば、その瞬間こそがお導きであり御縁が結ばれ始めているのです。私もいつの日か皆さんとご一緒してお参りできる機会が訪れることを楽しみに、毎年お参りに出かけ続けていますね。

王子山 薬師寺 大瀧清延住職
この記事は「地域情報紙「ぷれすしーど」から転載しています。
by sumainozaou | 2010-03-02 09:22 | 耳よりなお話
お数珠の扱い方
毎月、ユーザーの皆様・地域の皆様にお送りしています「暮らしのほっと瓦版」よりお届けします

仏教徒の必携品にお数珠があります。
寺院参拝の折はもちろん、冠婚葬祭などの行事には必ず携帯します。
形式や材質など各宗派によって異なりますから、詳しくは壇那寺さんのご指示を仰いで頂きたいのですが、ここでは真言宗でのお話をさせて頂きます。
数珠は本来、お唱えしたお経の回数を数える為のものです。
真言宗の本連数珠では1万篇のお経を数えることが出来ます。
数珠は仏様を念じる際の大事な仏具ですから、直に足元に置かず、必ずハンカチなど敷いてから置きましょう。また、トイレなどには持ち込まないのが作法です。腕輪の数珠を着けるときや持ち歩くときは左手に持ちます。
仏具屋さんでお数珠を購入したら、お寺へ持参してお浄めの御祈祷をしてもらいましょう。お数珠はお葬式の時くらいしか持つ機会が無いかもしれませんが、もっと身近にお守りのようにお持ちになるべきです。これから入学・入社の時期です。この機会に素敵なお数珠をプレゼントされるのも良いことだと思います。

王子山 薬師寺 大瀧清延住職
この記事は「地域情報紙「ぷれすしーど」から転載しています。
by sumainozaou | 2010-02-04 15:31 | 耳よりなお話
一年の計
毎月、ユーザーの皆様・地域の皆様にお送りしています「暮らしのほっと瓦版」よりお届けします。

皆さんは昨年一年間のうちに想い描いた目標、どれだけ達成できたでしょうか。
振り返ってみると満足できたものもあるでしょうが反省しなければならないことも多くあるでしょう。誰もがそれを繰り返しながら日々を過ごしているのですが、新たな年は出来るだけ反省点を少なくして更なる飛躍を目指したいものですね。
 「一年の計は元旦に有り」といいます。目標に向けて計画を立て、一念発起「よし!やるぞ!」と思った瞬間、すでに達成の為の体制は整っています。あとは実現の為に努力するだけです。「やりたい!」と思ったことは夢で終わらせずに、岩をも貫くような信念をもって正しい計画を立てて努力すれば必ず納得のいく結果が出るものです。
 薬師寺は、夢を持って努力を惜しまない方々を心から応援いたします。この一年も、何をどのように進めていくかしっかりと目標を定めて日々精進していきましょう!

王子山 薬師寺 大瀧清延住職
この記事は「地域情報紙「ぷれすしーど」から転載しています。
by sumainozaou | 2010-01-09 17:37 | 耳よりなお話
数え歳
毎月、ユーザーの皆様・地域の皆様にお送りしています「暮らしのほっと瓦版」よりお届けします。

私たちは一般的に年齢を数えるときは満年齢を用いることが多いですね。
これは生まれた時を0歳として、以後誕生日ごとに1つずつ歳を加えていく数え方です。
ところが、お寺で御祈願をしていただく時などは「数え歳」を用います。
逝去された時に位牌などへ記される年齢もこれです。
日本では明治以前までは数え年で年齢を示すのが一般的だったようで、
お寺ではその古い習慣を受け継いでいるわけです。
当山でも御祈願やご相談を受ける際、数え歳を教えて頂くのですが、
よくわからないという質問をよく受けますので、その数え方をお伝えさせていただきます。
まず母親の胎内からこの世に生まれてきたときを1歳とします。
それからお正月が来るたびに1歳を加えて数えるのが「数え歳」です。
例えば12月31日に生まれた子は、その瞬間に1歳になり、翌日の元旦には2歳になるのです。
生まれて次の日に早くも2歳になってしまうのですね。
ちょっと変な感覚かもしれませんが、これが数え歳です。

王子山 薬師寺 大瀧清延住職
この記事は「地域情報紙「ぷれすしーど」から転載しています。
by sumainozaou | 2009-12-04 16:18 | 耳よりなお話
「智慧の灯り」
毎月、ユーザーの皆様・地域の皆様にお送りしています「暮らしのほっと瓦版」よりお届けします。

私たちはロウソクに灯を点ける時、ライターなどの道具で簡単に炎を得ることが出来ますが、
かつて炎を自由に扱うことは至難の業でありました。
「人間は炎を扱うことによって文化を手にした」とまでいわれるほど、
火は私たちの生活に不可欠なものです。
この炎を仏前にお供えする事は、仏さまの智慧を象徴します。
智慧はサンスクリット語でprajn(般若)といいます。
私たちが持ち合わせている浅薄な知恵ではなく、宇宙の真理ともいえる全知全能の智慧のことです。
当山の朝のお勤めは、まだ夜が明ける前にロウソクの灯のみの中で行われます。
明るすぎず暗すぎずほのかに揺れるロウソクの灯りは、蛍光灯の明りと違って周囲を照らすだけでなく荘厳な雰囲気に包んでくれます。
今まで数回にわたり御供物についてお話ししてまいりましたが、
閼伽、塗香、華蔓、焼香、飯食に今回の灯明を加えた六種の供養は、
それぞれ仏道修行で重要な実践徳目である六波羅蜜(布施、持戒、忍辱、精進、禅定、智慧)を象徴しているのです。

by sumainozaou | 2009-11-06 08:53 | 耳よりなお話
戒律を守る
毎月、ユーザーの皆様・地域の皆様にお送りしています「暮らしのほっと瓦版」よりお届けします。

修行僧は厳しい戒律(かいりつ)という決まりごとを守りながら修行します。
この戒律の意味は元来、戒と律とで違います。戒は自分に対して自身で決めた決め事、律は集団生活の中で皆で守る決め事を言います。
 集団生活で守る「律」、日常生活の中にも沢山あります。法律や交通ルールなどです。律を破ると周囲の人たちに迷惑が掛かります。そして罰則を受けたり謝罪したりすることによって反省の姿を示すことができるでしょう。これに対して「戒」は破っても誰にも迷惑は掛かりません。「ダイエットするぞ!」と意気込んで挫折してしまっても誰も文句は言いませんよね。しかし自身に立てた目標は全く達成されないままで終わってしまいます。有意義な生活を送るためには、先ず自分に目標を立てて達成するよう努力することが大事です。目標を立てると生活に張りが出来てきますよ。修行僧は勤行の際、塗香(ずこう)という粉状の御香を身体に塗って清々しい薫りに包まれて目標達成の想いを高めます。

この記事は「地域情報紙「ぷれすしーど」から転載しています。
by sumainozaou | 2009-10-03 17:54 | 耳よりなお話
『般若心経』を唱えてみよう
毎月、ユーザーの皆様・地域の皆様にお送りしています「暮らしのほっと瓦版」よりお届けします。

私たちが普段よくお唱えする経典に『般若心経』があります。
多くの宗派でお唱えされていますので、聴いたり唱えたり写経
された経験のある方も多いと思います。
 この経典はもちろんインドから伝わってきたものですから、日本だけでなくアジア各国の仏教寺院でも多く唱えられています。私は十五年ほど前にネパールへ単独旅行したことがあります。お寺に行って「ギャテイ、ギャテイ、…」と唱えていると、現地のお坊さん達はその発音を『般若心経』と理解してくれて、これを機に親しくしていただいた経験があります。言葉が通じなくても経典のたった一行が心を通じ合わせたのです。
 弘法大師は『般若心経秘鍵』という著作で「観誦すれば無明を除く」と述べられました。
「ただただ一心に仏さまを念じて経典を唱えたなら、迷いの根本を祓う事が出来る」と。
 お経文の意味も気になるところですが、先ずは訳の解らないまま
経本を手にとって心を込めて一心にお唱えしてみましょう。きっと仏
さまの方から近付いてきてくださいますよ。

この記事は「地域情報紙「ぷれすしーど」から転載しています。
by sumainozaou | 2009-09-02 09:26 | 耳よりなお話
子安薬師の御霊験
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当山の御本尊さまは薬師如来という仏さまです。「薬の師」という名の通り人々の病を癒し、身心の健康をお守りくださる御利益があり、全国各地で多く信仰されています。
 健康に長生きする原点は元気に産まれてくる事にあるでしょう。「元気に育ってほしい」、赤ちゃんを授かった親御さんの誰もが心から祈る願いです。当山では古くから安産に霊験ありと「子安薬師」と呼ばれるお薬師さまがお奉りされています。右の手は「心配しなくていいよ!大丈夫だよ!」と絶対的安心感を与える為の「施無畏印(せむいのいん)」いうジェスチャーを我々に向けられ、左の手には可愛い赤ちゃんを抱き、その赤ちゃんが仏さまに向かって万病を癒す万能薬の入った「薬壷(やっこ)」を捧げているお姿です。
 宿縁が実って大切な赤ちゃんを身籠ったら、まず薬師寺へお参りしてみましょう。多くの方が御利益を頂かれています。お父さんお母さん、そして新しく産まれてくる赤ちゃんの身心堅固を心からお祈りさせていただきます。

この記事は「地域情報紙「ぷれすしーど」から転載しています。
by sumainozaou | 2009-08-05 13:15 | 耳よりなお話
水を供える
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真言宗寺院では毎朝、夜明け前に一番に汲んだ水をお供えする慣わしになっています。
仏さまに御供えするお水を「閼伽」といいます。
古代インド語(サンスクリット語)では水をargha(アルガ)と言うのですが、
これが漢字で音写されて閼伽となったわけです。ちなみに余談ですが、
ラテン語のaqua(アクア)もこれが語源だとも言われています。お寺には「閼伽井」というお供え専用の井戸が設置されているほど、仏さまにお水をお供えする事を重要視しています。
 水は高いところから低いところに向かって何ものをも拒むことなく均等に潤して流れます。
このように、何にもこだわらず何の見返りも期待せず、
惜しみなく無償の思いやりの気持ちで物品や行為を捧げることを「布施」といいます。
布施とは、お寺へお供えされる金銭だけではなく本来はこのような意味があるのです。
仏さまに閼伽をお供えするのは、布施を象徴してその徳を頂くものなのです。

この記事は「地域情報紙「ぷれすしーど」から転載しています。
by sumainozaou | 2009-07-03 17:40 | 耳よりなお話
御飯を供える
毎月、ユーザーの皆様・地域の皆様にお送りしています「暮らしのほっと瓦版」よりお届けします。

私事ですが、先月大きな御祈祷をお勤めさせていただくにあたり一週間の断食行をしました。
開始後三日目ころが疲れのピークで頭や身体が重く感じましたが、
これを過ぎると精神が研ぎ澄まされ集中力が増し、
本番の御祈祷では一瞬の雑念もなくお祈りする事ができました。
と同時に毎日何不自由なく食事できる事の有り難さを実感したのです。

 さてお寺では毎朝、自分たちが食事をする前に、仏さまへ炊きたての温かい御飯をお供えします。天地の恵みを先ず仏さまに感謝するのです。最近、学校給食に関して保護者から「ウチはキチンと給食費を払っているから子どもに【頂きます】なんて言わせないで」とクレームがあったとか聞きました。こんな「食物は俺が稼いだ金で買ってやっている」という思い上がった発想を抱くのでなく、私たちは「天地の恵みを買わせて頂いている」と感じるべきなのです。食事をとると心身ともに充実して安らぎます。この全て安定した姿を禅定と言います。その安らぎの中で正しく思考して正しい行動に励みたいものです。


この記事は「地域情報紙「ぷれすしーど」から転載しています。
by sumainozaou | 2009-06-03 17:16 | 耳よりなお話